韓国料理といえば、やっぱりキムチチゲ。
韓国人に「韓国料理の代表といえば?」と聞くと、多くの人が「キムチチゲ!」と答えます。
さらに、「一番好きな韓国料理は?」という質問でも、キムチチゲが圧倒的な人気。
そう、キムチチゲは韓国人にとって“心の味”。
そんな、韓国の家庭で愛され続けるキムチチゲの作り方を、韓国人の友人から教えてもらいました。
美味しく作るには、コツがあります。
押さえておくべきポイントと、だれでも簡単にできるレシピをご紹介します!
キムチチゲを美味しく作るポイント3つ
レシピを紹介する前に、キムチチゲを作る際に大切なポイントを押さえておきましょう。
- 「韓国のキムチチゲ」と「日本のキムチ鍋」の違いを理解すべし!
- キムチチゲの味はキムチで決まる!
- 出汁は断然、イワシがおすすめ!
1つずつ見ていきましょう!
「韓国のキムチチゲ」と「日本のキムチ鍋」の違いを理解すべし!
「チゲ」とは韓国語で「鍋料理」を意味する言葉です。
「それならキムチチゲもキムチ鍋も一緒じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんね。
でも実は、両者には大きな違いがあるんです。
日本のキムチ鍋は、一般的な「寄せ鍋」にキムチを加えたようなスタイル。
白菜、白滝、白ネギ、豆腐、きのこ類など、さまざまな具材が入り、肉や魚介類も自由に選べますし、スープは鍋つゆとして用意されていて、具材を煮込むだけで簡単に作れますよね。
一方、韓国のキムチチゲは「炒める」工程があるのが大きな違い!
韓国のキムチチゲは、まずキムチと豚肉を炒めて旨味を引き出します。
ここに水や出汁を加えて煮込むことで、コクのあるスープが完成します。
日本のキムチ鍋のように最初から煮るのではなく、「炒める→煮込む」のプロセスがあることで、深みのある味わいになるんです。
また、日本のキムチ鍋は、具材を楽しみながら最後に〆のうどんや雑炊を入れることが多いですが、韓国のキムチチゲは白ご飯と一緒に食べるのが定番スタイルです。
スープをよく吸ったキムチや豚肉をご飯にのせて食べると、まさに最高の組み合わせ!
キムチチゲを作るときは、お米を炊いておくのもお忘れなく!
キムチチゲの味はキムチで決まる!
キムチチゲの味を決める最大のポイントは、やはりキムチです。
キムチは熟成が進むにつれて 旨味や酸味が増し、よりコクのある味わいになります。
また、キムチの味は地域によっても異なり、例えばソウルのキムチは 甘みがあり、全羅道(チョルラド)のキムチは 塩辛を多く使っていて濃厚なのが特徴です。
そのため、キムチチゲはシンプルに見えて、作る人や地域によってまったく違う味になる料理。家庭ごとの味が大切にされるのも、その奥深さゆえかもしれません。
熟成度やキムチの種類によって、 コクのある深い味わいになったり、さっぱりとした軽やかな味になったりするので、ここは好みで選んでOK。
ただ、韓国では 熟成が進んだキムチ(シンキムチ・신김치) を使うのが定番です。
発酵による酸味と旨味がスープに溶け出し、本場ならではの味わいになります。
もし熟成が浅いキムチしか手に入らない場合は、 お酢を少し足すと、酸味が加わって本場の味に近づきますよ!
出汁は断然、イワシがおすすめ!
韓国の家庭で作るキムチチゲの出汁には、イワシの煮干し(ミョルチ・멸치) がよく使われます。
日本では昆布や鰹節の出汁が一般的ですが、韓国のキムチチゲには イワシのコクとうま味がぴったり!
イワシ出汁を使うことで、
✅ 熟成キムチの酸味と調和し、味に深みが出る
✅ 魚介のうま味がスープに溶け込み、本場の味になる
など、シンプルな材料でグッとおいしくなります。
本場の味を再現するなら、絶対にイワシ出汁を使ってほしいです!
出汁をとる作業が面倒…という方も、ご安心ください。
韓国ではお湯に溶かすだけで使えるタブレット型の出汁がスーパーで売られていて、それを使うのが主流。

私は韓国旅行に行ったら必ず買って帰ります。
ちなみに中身はこんな感じ。お湯に溶けやすく、使い勝手が良いです。

日本でも韓国食糧店やオンラインで購入することができます。
簡単に本場の味に近づくことができるので、ぜひ試してみてください!
韓国人直伝!本格キムチチゲの作り方
お待たせしました!
おいしく作るポイントがわかったら、あとはもう実際に作るだけ!
私が韓国人の友人に教えてもらい、何度もリピートしているレシピをご紹介します!
- にんにく … 5~6片(みじんぎりorすりおろし)
- 長ねぎ … 1/2本~1本(量はお好みで)
- 熟成キムチ … 100~150g(酸味が強めのものがおすすめ)
- 豚バラ肉 … 150g(油が多い肉のほうが旨味UP!)
- 水 … 700ml
- (あれば)韓国の煮干しだし … タブレット1粒
- 醤油 … 大さじ1~2
- 砂糖 … 大さじ1/2~1
- コチュジャン … 大さじ1
- 唐辛子粉 … お好みで
- ごま油 … 大さじ1
- ご飯 … 適量(多めに用意しておきましょう♡)
作り方はとっても簡単。
さきほどご紹介したおいしく作るポイントさえ押さえておけば、こんなにシンプルな工程で本場の味を楽しめちゃうんです!
- 材料の準備
・にんにく … みじん切りorすりおろしにする。
・長ねぎ … 斜め切りにする。
・豚バラ肉 … 食べやすい大きさに切る。
・キムチ … 大きければざく切りにしておく。 - 炒める
にんにく、ねぎ(トッピング用以外)、キムチ、唐辛子粉をごま油で炒める。
※ねぎの青い部分をトッピング用に使うので、炒めずに少しとっておいてください。 - 煮込む
水、豚バラ肉、イワシ出汁(あれば)、醤油、砂糖、コチュジャンを入れて沸かし、中火で5分程煮込む。 - 仕上げ
味見して、醤油、砂糖、唐辛子粉で味を調整したら、さらに5分煮込む。
最後にトッピング用のねぎを入れて1分煮込めば、完成!
とってもシンプルなレシピで、とっても本格的なキムチチゲの完成です!

白いご飯と一緒に美味しく食べましょう!
ご飯と別々で食べるもよし、ご飯にかけて食べるもよし、ご飯をスープに浸して食べるもよし!
ポイントを押さえて本格キムチチゲを作ろう!
今回は韓国の家庭の味、キムチチゲの作り方と、美味しく作るポイントをご紹介しました。
ポイントさえ押さえておけば、とっても簡単に本場の味を再現できます。
おうちで韓国気分を味わいながら、ぜひ楽しんでくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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